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状況への対峙

2016年12月25日 (日)

最高裁の判決批判(要旨)

 16年12月20日、最高裁は、福岡高裁那覇支部の地方自治法251条7の第1項の規定に基づく不作為の違法確認請求訴訟について、16年9月16日の判決に対して、上告人(沖縄県知事)から上告があったとしながら、県知事の上告理由を逐一検討することもなく、高裁判決を支持している(論旨は不採用)。

 全文が12ページに過ぎないものであり、前知事の承認時に遡って、埋立て承認を可としている。ここでは、普天間基地の危険除去が必要であり、普天間から辺野古は面積が減り、沖縄の負担軽減になると断じている。また、前知事仲井真の判断に違法性がなければ、其れをとり消すことはできないと、翁長知事の上告理由(判断)をすべて切り捨てているのだ。

 こうした政治的な判決に私が言うことは何もない。3権分立がどうのこうののレベルではない。裁判という仕組みそのものが、機能不全に陥っているのではないか。国にしか目を向けない裁判では、県知事が主張した地方自治や住民の基本的人権、沖縄発の民主主義などが通るわけがない。

 だからこそ、翁長知事は、12月22日に行なわれた北部訓練場の部分返還式展を欠席し、オール沖縄会議主催の「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」に参加を決断したのだろう。改めて市民と共に、なったはずであり、もはや市民と共にやるしかないのだ。

 12月22日夜の同集会は、会場一杯の4200名が参加して、熱気溢れるものになった。翁長知事も参加して、檄を飛ばした。拍手と指笛が会場一杯に響き渡ったのだ。

2016年12月24日 (土)

北部訓練場の部分返還式典-県民無視を糾弾

 2016年12月22日、曇り後雨、時に大雨。今日は日本政府と在日米軍・米国関係者等による北部訓練場の部分返還記念式典が16時から名護市ブセナリゾートホテルで開催されるという。彼らは何を記念し、祝うのか、私たちには全く理解できない。否、彼らが口をあければついて出る「負担軽減」なるマジックワード。

 この北部訓練場に限ってみてみよう。場所は東村、国頭村、大宜味村にまたがる約8000ヘクタールの沖縄の中では最大のジャングル演習場。ここのほぼ半分を返すことになった。確かにめでたいか? 否、米軍が長らく使用不可として使っていなかった場所だ。だから何も仰々しく返すよといわれる筋合いはない。そもそもこのやんばるの森は、1957年に米軍に接収されたのだ。地元の入会林を。奪われた土地を「返していただいて、ありがとう」と言わされるのか。明らかにおかしなことだ。

 そのうえ、高江住民の会が主張してきたように、返す代わりに新たにヘリパッド6箇所を造るのが条件とされ、さらに159ヘクタールが米軍の提供地域になる。何故こんなことがおきるのか。米軍の演習場だからだ。演習場とは戦争の演習を日々行なっているわけだ。戦争は無人島では起こらない。人が居るところでおきる。だから演習場の近くに人が住んでいる場所が好都合なのだ。眼下に人家が見え、人の顔が見えることが。兵隊は黙って、軍事行動ができることが、平然と人家を破壊し人を殺せることが評価される集団だからだ。

 だから政府が言うように面積が減らされても、その周辺に住んでいる人人には、軍事演習場がもたらす危険が被害がより迫っていく。

 マヤカシの返還、負担軽減にだまされるわけにはいかないのだ。そしてこの「返還」の次は、辺野古の新基地建設に王手をかけることになり、さらにいえば、やんばる国立公園の動きにみられるように自然を破壊し、生態系を分断しながら、「国立公園」でございと、新たな利権をばら撒くネタが埋めこまれているのだ。もうふんだりけったりなのだ。

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ブセナリゾート前の交差点で抗議行動。13時35分。

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お坊さんも。13時41分。

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左は警視庁機動隊。13時43分。

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高江の怒りが渦巻いている。13時44分。

私は交差点をぐるぐるしながら撮影。いいポジションを探す。

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この機動隊員のうちなんちゅーを見る侮蔑的な目。身体で押しやり彼女の表現を押し潰そうとする。13時47分。ホテル入り口への通路で。

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ヤスさんが力強く歌う。13時55分。

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交差点に向けて高く掲げる。13時59分。

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風雨の中横断幕を掲げるYさん。みんな声を嗄らさんばかりに叫んでいた。14時7分。

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交差点の真ん中に機動隊指揮官車。警備が厳しくなってきた。14時34分。

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また、暴音の右翼が来た。2台。14時37分。

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高江の看板を設置した。機動隊が覆い隠すように前に立つ。14時42分。

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やんばるの森の全面返還を、オスプレイパッドの撤去を叫ぶ。耳を塞ぐ機動隊。14時52分。

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12月13日夜に落ちたオスプレイを掲げて抗議。14時53分。

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機動隊が交差点の中で構える中を、関係車両が入って行く。15時8分。

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なんとしてもこの思いを現実にしていくぞ。15時13分。

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平和市民連絡会のSさん。絶対に許さないの訴えだった。何人もの発言者のイデオロギーを超えた思いが印象的だった。15時8分。

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15時35分。

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要人が入って行く。許さんぞ!15時43分。

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入って行く。隣は警視庁だ。15時47分。

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機動隊の壁に向かって抗議。式典、やめろ!15時48分。

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少し離れて見ると。ワッショイの感じ。怒りが爆発だ。15時49分。

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抗議の中を入って行く車両。許さんぞ!

15時54分。

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瀬長県議のアピール。15時57分。

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怒りはやまない。悔しさもやまない。これからもがんばる。16時5分。

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威圧して、歩道に上がれだと。何しにきているのだ、沖縄まで。16時9分。

熱気渦巻く抗議行動を貫徹したのだった。みんな凄い。雨にも負けず、頑張った。

そして夜のオスプレイ事故抗議の集会へ。





















2016年12月23日 (金)

最高裁判決に揺るがず(16年12月21日)

 2016年12月21日12時から、福岡高裁那覇支部前の城岳公園で、オール沖縄会議主催で辺野古違法確認訴訟の沖縄県の敗訴確定に抗して、集会がもたれた。

 集会は、オール沖縄会議共同代表の稲嶺進名護市長から始まった。今回の最高裁判決は、3権分立をかなぐり捨てるものであり、沖縄のことを全く無視するものだ。だが、私達は判決に押し切られることなく、これからも闘い続けようと、力をこめた。

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共同代表の玉城愛さんは、やはり3権分立の崩壊を嘆き、ウチナーンチュとして、学生として、市民として、皆さんと共に頑張ると。

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県代理人の加藤裕弁護士が熱弁を振るう。判決批判。①はじめに結論ありきの判決だ。何せ上告のために500ページ余りの書類を出したが、判決文はたったの12ページ。県が訴えたことを悉く無視した暴論だ。②それでも高裁判決が示した「辺野古が唯一」の部分を削除している。③最高裁判決は出たが、これからも他の手段を駆使して闘い続けよう。などと訴えた。

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発言に聞き入る糸数慶子参議院議員、伊波洋一参議院議員、渡久地修沖縄県議。

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玉城デニー衆議院議員(自由党)、左は照屋寛徳衆議院議員(社民党)。デニーさんは軽妙な中にも怒りがあり、諦めないの意思が篭っている。

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沖縄の保守、仲里利信さん衆議院議員。次の選挙は引退の噂もあったが、でますと明言。沖縄を切り捨てる今回の判決を認められないと、きっぱり。

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「沖縄の風」(会派名)の糸数さんもガッテンナランの思いが強い。

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「沖縄の風」の伊波さん。国の圧力に思いが篭る。

沖縄の選挙区選出の国会議員はすべて新基地建設反対だ。

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県議(共産党)の渡久地修さん。引き続き奮闘すると。

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県議(「おきなわ」-会派名)の新垣清涼さん。檄を飛ばす。

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新風会の金城徹那覇市議。共に翁長知事を支えながらがんばろうと。

事務局から明日のオスプレイ事故の抗議集会の案内があり、その場に知事も参加すると報告された。

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最後は高里鈴代さんがしめて、団結ガンバロー!

手短な緊急集会だったが、参加者は700名。最高裁判決にめげることなく、闘う意思を、沖縄は揺るがないの意思を示す集会になった。共に頑張る。









2016年12月18日 (日)

オスプレイの飛行再開へ-こうした馴れ合いが危険を増幅する

 今朝(16年12月18日)の沖縄タイムスから。「国、飛行再開を容認」とあり、今日明日にも伊江島に駐機しているオスプレイ1機を普天間基地に戻すようだ。この1機の点検が終われば、全面的にオスプレイの飛行を再開するそうだ。沖縄に住んでいる住民に何の相談もなく、沖縄県に何の連絡もなく、よくやりますな。

 そして日本政府がオスプレイの飛行再開を「はいそうですか」と容認するようだ。どこまで腐りきった米日同盟なのだろうか。どこまで腐りきった「オトモダチ」なのだろうか。

 オスプレイが沖縄に飛来したのは、12年10月のこと。以来オスプレイはどこでもヘリモードで飛んでいるし、転換モードで飛び回っている。那覇の国際通りの上であれ、沖縄高速の上をまたいだり、住民が暮らしている真上を低空で飛んでいる。辺野古テントの上も飛ぶ。

 今回の事故は空中給油中のことだという。夜間にKC-130からオスプレイ2機とCH-53、1機が給油訓練を行なっていた。そのさいにペラに油送管があたり、事故に繋がったようだ。そもそも夜間にやることじたいが、危険を顧みないやりかたであり、許されない。もしそれでもやるのであれば、緊急避難の対策を用意していなければならない。これがあったのか。ないだろう。こうした事実関係が何も明らかにされていない。軍事秘密だから、内緒ではすまされない。

 米日政府は沖縄に住民は居ないと思っているから、こんな目茶苦茶なことができるのだろう。おぞましい、おぞましい。

 米軍が日ごろからやっている訓練は、海外での戦争に備えるためだ。戦争は無人島ではやらない。人が居る場所で、平然と制圧し占拠できる、暮らしの場を破壊し、殺せることが軍人の能力なのだ。だからこそ危険性が高いのだ。

 今回の事故は、やはりオスプレイが飛行に不安定であること、ちょっとしたことで水平モードから垂直モードに転換できなくなったことは明らかだ。ただ何がどのように作用してこうなったのかは、分からない。米軍が説明しなければならない。日本政府が米軍に説明させなければならない。

 しかしお互いの馴れ合いは度を越している。在沖米軍の最高指揮官が開き直り、全員救助された、海岸べりにまでよく機体をもってきたなどと賞賛している。かのニコルソン中将は開き直って安慶田副知事を怒鳴り机を叩いたのだ(14日)。逆でしょう。加害者が被害者を脅すの図。盗人猛々しい奴等だ。

●海兵隊のツイッターにこんな笑顔の人だと紹介されている。アホか!

 今回も米軍は墜落現場周辺を占拠し、沖縄県警や海保を下請けに使っている。米軍はその中で証拠隠滅を図っている。日本国はどこまで落ちているのか。米軍の墜落に追随していくのだろうか。

 日米政府の間で馴れ合いが続けば続くほど、沖縄の人人の安全はますます脅かされていく。そしてこうした動きは、岩国に、瀬戸内に、佐世保に、横田に、東富士に、木更津に、すべてのオスプレイの飛行ルートの周辺の下に拡大されていく。

 私達はいよいよ海兵隊の撤退・基地撤去を本腰を入れてめざさなければならない。私達の生存の権利を守り、人権をまもるためには、この問題を避けて通れないことは、もはや明らかだ。

2016年12月15日 (木)

何故『不時着だ』といえるのか?!

 現場の模様は次項になるが、日本政府の説明は酷い。「不時着」だそうです。基本の基を。

不時着とは、「航空機が、飛行中故障、また燃料の欠乏などのため航続不能となり、予定しないとき、予定しない場所に降りること」(広辞苑第6版)。「航続不能」とはが問題になるだろうが、一般的には、まだ飛行を保てる状態でだ。これが維持できなくなれば、墜落してしまう。不時着したかったとしても、墜落してしまうのだ。

 今回の主たる残骸は3つ。3分解だ。やや正確にいうと5分解+パラパラ。①機首・コックピット等、②ローターとエンジン+主翼の一部。③尾翼の一部。そのうえそれぞれが全くあさっての方向を向いている。

 不時着したかったけどと泣き言を言っても、今回は通用しない。

 また不時着ならばもう少し安全な場所に降りろ。飛行機が落ちるとき可能ならば、海の上のほうがまだ助かる。機体の損傷も少ないし、救命胴着も活きる。ここは岩の上だ。ダメでしょ。もう少し沖に下りてくださいな。

 要は制御不能だったから、こんなところにおちた。言葉遊びは不可。原因究明は事実関係からしかありえない。原因をはぐらかすな。

 米軍も「クラシュ」といっている。

2016年12月10日 (土)

安倍政権による不当な市民弾圧を許さない緊急県民集会(12月8)

2016年12月8日18時沖縄県庁前広場

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県庁と県議会を見上げる。

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約500名が参加する中、仲村未央社民党沖縄県連書記長が発言。決して弾圧に屈することなく闘おうと。各政党も発言。

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ヘリ基地反対協議会から浦島悦子さんが抗議声明を読み上げる。

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今夜も来た、爆音・罵詈雑言集団。集会の声が掻き消されてはなはだ迷惑。

逮捕されていたカメラマンの島崎ロディさんが今夕、処分保留で釈放されました。元気そうだった。私もほっとしました。

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デモに出発。弾圧・妨害に負けない気魄もて。

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国際どおりを行く。騒音カーが通過。

しかし「自主憲法制定」とは、ブラックジョークか?皆さんのアイデンティティは?72年の沖縄の「日本復帰」とは何だったのか?歴史を素通りをしてはならぬ。目を開けよ。

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日本山妙法寺さんも参加。

弾圧を跳ね返して、高江も辺野古も共にがんばる。








2016年12月 4日 (日)

辺野古リレーが辺野古・高江の闘いに対する弾圧に抗議声明

 東京の辺野古リレーが11月29日に受けた辺野古の闘いに対する弾圧に抗議声明をだしてくれていた(16年12月3日付け)。改めて感謝したい。

◎以下の通り。

https://henokorelay.wordpress.com/2016/12/03/protest_statment-2/

私は、今後行なわれるだろう拘留理由開示公判や名護署前での激励行動などに極力参加し、継続して報告したい。

2016年12月 1日 (木)

ある写真家に対する「共謀」逮捕のデタラメぶり(16年12月1日)

 本日16年12月1日、11月16日に高江の「8月25日」の公務執行妨害+傷害の容疑で不当逮捕されたRさんの拘留理由開示公判が那覇地裁で開かれた。私は写真家の誼で行ってきた。実際「犯行現場」なるところで撮影していたことが、勝手に共謀とされては、たまらない。権力が「犯行現場」だと認定しようが、そこで何がおきているのかを記録するのが、報道写真家の使命である。権力はそこを承知しているからこそ、敢えて「共謀の上」として、つぶしにかかっているのだ。

 今日の公判でわかったことが多数ある。「8月25日」の現場での行為を公務執行妨害+傷害にするためには、確たる証拠がなければ成立しない。沖縄防衛局が当日やっていた公務とは如何なる公務をしていたのか。これに対していかなる有形力を行使したのか?防衛局職員の右肘に怪我を負わせたといい、彼も暴行を働いたというのだが、彼の暴行について何も具体的な釈明はなかった。職員の怪我と写真家の暴行に因果関係が見えてこない。

 写真家が今正に現場を撮っている時、突然共謀しますなんてことはありえない。写真家は撮ることこそが第一義であって、共謀しているばあいじゃないからだ。写真家が有形力を行使する、暴行を働き、傷害を負わせることは、およそ考えられない。カメラを両手でもっているからだ。もしも片手で殴るとすれば、カメラを破損させかねない。そんな野暮なことを写真家はやらない。足で蹴ったとすれば、その根拠をしめさなければならない。

 にもかかわらず警察・検察・裁判所がこれを認めるとすれば、よほどの立証がなされなければならない。このままでは、撮影者の表現の自由は完全に潰されてしまう。

 また、逃亡の惧れがあり、証拠隠滅の惧れがあるというが、何処に逃げるものか、証拠隠滅するものがあるか。

 また本件で逮捕されたものの内、2名が11月29日に保釈されている。処分保留だ。彼らが暴行を働いたかのように拘留理由書の中に書かれているが、何故彼らは処分保留になったのか。証拠がないからだろう。まして撮影目的で現場に居た彼を「共謀」に仕立てることには無理がありすぎる。

 論理的整合性のない推論だらけの文書で、拘留をよしとする判断を続けることは地裁の恥だろう。これは国による高江ヘリパッド建設に加担することにほかならない。

 この公判への傍聴希望者は50名近くおり、20名が傍聴した。ご本人もしっかりしていた。元気そうだった。

 因みに私は彼の画風(センス)と多くを異にしているし、ものの考え方も相当違うはずだ。しかし同じ写真家として上記の一線を譲ることはできない。

2016年10月21日 (金)

不当逮捕事案についてのご注意

 Yさんへの8月25日の高江の件での再逮捕は、公務執行妨害と傷害罪の容疑ですが、20日、神奈川県内でもう一名が同容疑で令状逮捕されています。身柄は神奈川から沖縄に移送され、浦添署内の留置場に拘束され取調べを受けているようです。本日、差し入れを行い(彼の手元に届いたのかの確認はまだ取れていません)、16時から抗議集会を浦添署前で開催中です。

 本日午後、沖縄県警は、N1裏のテント内を機動隊を引きつれて家宅捜索したとの報告が入ってきています。本件の性格からいって、家宅捜索したところで、証拠品がでてくることはありえませんが、要は嫌がらせを行ないながら、人間関係の情報収集を行い、以降の弾圧にむけて資料集めをするはずです。ですから、今後家宅捜索等の範囲が広がる可能性があります。

 関係各位におかれましては、充分におきをつけいただき、一部のすきも与えない、いらぬことを口外しない、特にご本人が黙秘をしており、また黙秘する意思を支えるためにも、本人のお名前等や画像をインターネットに出したり、あることないことを権力の前で、しゃべらないでください。このことがご本人を守り、また運動総体を守ることにつながります。また逮捕されている側からすれば、外との交信が維持されている、信頼できていることになり、本人は励まされているはずです。

 逮捕されている仲間も、常に冷静に相手の動向を弁え、見極めながら、運動に確信をもってください。

 なお当ブログは、日本の公安当局ばかりか世界中の情報機関が見ていることが予想されています。ですから、書ける事ばかりではありません。書けないことも多数あることをご承知置きください。

 皆様、言動にはくれぐれもお気をつけて願います。

2016年10月16日 (日)

何故、観察し記録し、科学するのか?

改めて以下のことを書いておきたい。何故、観察し、記録し、科学するのか?

人間は自然界のことを殆ど知らない。しかし知っていると思い込まされているだけだ。例えば此処辺野古、大浦湾にどれだけの生物がいるのか。調べれば調べるほど、新種が発見されているのだ。しかしこの国はこの海を潰そうとしている。

 例えば、何故辺野古川河口にミサゴがちょくちょくやってくるのか。そこに海があるからではない。そこに餌場になる海があるからだ。ここが重要なのだ。サンゴ礁に囲まれた海であり、小さな川の流れがあるからなのだ。

 ここにミナミコメツキガニがいたり、ツノメガニなどが暮らしている。これも何故なのか。どれだけわかっているのだろうか。ミナミコメツキガニでいえば、現在何千というレベルの多数が生息している。しかしもし柔らかい砂が失われたら、一夜にして全滅するだろう。

 最近私が関心をつよめているツノメガニの生活も分からないことだらけだ。どういう環境があるからここに生きて居るのか? これから繁殖期であり、私は大いに注目していきたい。

 これまでの人間は、人間の都合だけで自然を壊してきた。反省せずに。人間は何も知りもしないくせに、「この程度の破壊は影響ない」といってきた。ここの環境影響評価は手前勝手の極地をいくものだ。

 私達は観察し、記録し、科学しながら、謙虚に一つ一つ確かめながら、生きていくことが重要だ。新基地建設に反対する意味は、もっともっと深い意味があるのだ。基地経済を脱して、新たな文化を経済を生み出さなければ、人類の先行きは暗い。

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これはミナミスナガニか。穴から出てきて砂を出す。15時34分。テント前。

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15時35分。

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このまま穴に潜ったまま、波が来た。15時39分。

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こちらはツノメガニ。15時40分。

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潜った。15時40分。

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中に消えた。15時40分。この後波が来た。

潮の干満が彼らに与えている影響は?こうした生物達の暮らし方が、環境を守ることにつなっがているのだ。海水の表面にある有機物を食べ、砂の中に巣穴を掘ることで、地中に酸素を運ぶ。

私の知見によれば、カニたちの巣穴掘りは、ただ物理的な巣穴の確保でない。海水が没した、有機物の多い砂を掘り出しながら、食べているのだ。一石二鳥ではないのか。

上記の写真のような満潮時の海の中への移行方法は、ひとつじゃなかった。10月14日の観察参照。状況に応じて多様なスタイルがあることで、彼らが生きながらえる道を広げてきたのではないか。興味しんしんだ。

 北部訓練場の問題で言えば、一方で国立公園に指定しながら、他方の演習場を強化する。その線引きに如何なる根拠があるのか。科学的に説明できるのか。できっこない。政治的な独断だ。軍事とは独断の極地なのだ。

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