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2016年5月 4日 (水)

沖縄の憲法集会に思う(16年5月4日)

 昨日5月3日沖縄県憲法普及協議会が主催して憲法集会が開催された。私は辺野古テントに居て参加しなかったが、新聞報道を参照しながら、いささかふれてみたい。

 私が参加しなかったのは、那覇まで出る足がないこともあったが、14年、15年と参加しており、今年は特に聞きに行くまでのことを感じなかったからだ。

 私は今日の改憲をめぐる状況は戦後最悪であり、最終段階に到達していると烈しい危機感をもっている。このことは日々のテントの中で、はっきりと訴えている事であり、今夏の参議院選の結果如何によっては、真っ向から明文改憲が降りかかってくるから、ここが正念場だと日々言い続けている。

 昨日の集会はメインスピーカーに高橋源一郎さん(作家)と、トークセッションがあった。高橋さんは、個々人が民主主義を「社会をよくするための手段」として重視して、取り組んでと訴えたようだ。沖縄の独自性についても触れたらしい。

 沖縄の独自性とか特殊性を言うならば、そもそも日本国憲法が沖縄を米軍の軍事拠点として切り離したことから成立を見たことに言及していただきたい。失礼ながら、高橋さんにこんな注文をつけるのは無理だろうが、これは主催者の問題だろう。今こそ沖縄発の憲法論議が重要ではないか。

 高橋さんが呼ばれたのは、シールズとの討論本が出たからだろう。私は未読なので言及できないが、彼(私と同世代)ならば、議論のところで、色々な交錯を果たせるだろう。

 トークセッションは高橋さん、シールズ琉球の元山仁士郎さん、石橋柚里さん、安保法制に反対するママの会@沖縄の城間真弓さんが沖縄の民主主義のあり方について議論したそうだ。それぞれが直面している問題を率直に話したようだ。「若者を交えた熱い対話」(沖縄タイムスの見出し)を大いに歓迎したい。この中でも石橋さんが触れたようだが、「身近な友達との間に溝ができたと感じることが増えた」と発言したそうだ。それはそうだろう。同じように議論ができれば誰も苦労しない。表立てて言う事は、波紋を呼ぶことだし、そこから議論が始まるのだ。その際に、どう議論をつくれるのか、如何にアクションを生み出せるのかが問われるのだ。民主主義という手立てをここで活かさなければならない。

 しかし難しいのは、さまざまな場には縛りがかかっているということだ。家族関係、地域、大学、企業、などなどの縛りの中で如何にして抗い、押し返し、議論を先導できるか。友達の中で触れてこなかった問題をいかにして表に出すのか。丁寧な議論が必要だ。当面、沖縄県議選や参院選があり、投票に行く行か行かないかからも議論ができるはずだ。

 もっとも今の若者はネットの世界に浸かって、思い込んでいる人が多いからやっかいだ。こんなときに役立つのが「それってどうなの? 沖縄の基地の話」(おきなわ米軍基地問題検証プロジェクト編集・発行 100円)がある。

 城間さんは辺野古のゲート前にも度々来ていて、発言もされている。地域でもばりばりだ。こうした若いおかあさんが出てきて、地域の中で、子育てなどを通して、広がっていったら、大きな力になっていくだろう。

 もうひとつ。1960年代の昆布闘争を闘った佐々木末子さんが当事の闘いを振り返りながら発言している。これは旧具志川の天願桟橋に隣接する場所を拡充すると米軍が強制接収しようとしたものを阻止した闘いだ。土地を守り抜き、基地の拡充を許さなかった闘いから私達が知るべき考えるべき課題は大きいはずだ。

 私は沖縄に居を移して未だ3年だから、まだまだわからないことが多い。しかし沖縄では基地問題は、憲法の下に、経済の下に埋め込まれており、基地があることが前提化されている。ここを突破しつつあるのが、オスプレイの導入をめぐる問題だし、今の新基地建設問題だ。フェンスという壁による分断を揺るがすことが、それを可視化することが沖縄でまずやっていかなければならないことだろう。ここが写真家としての大きな課題だと考えている。

○参考記事 

①名護人が語った在る真実

http://photoyamahide.cocolog-nifty.com/yamahideblog/2016/05/post-eb93.html

②5月3日~4日に掛けて考えたこと

http://photoyamahide.cocolog-nifty.com/yamahideblog/2016/05/post-4efb.html

 

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コメント

安倍政権をはじめ憲法を改正したい人たちは改正して何をどうしたいのでしょうか?

今の憲法はどの部分が時代にそぐわないのでしょうか? 勿論時代に合わない憲法もあるでしょう。

安倍政権はきちんとその部分を国民が納得できるように説明しているのでしょうか?

まるで蚕の巣の中、権力をかざし自分たちだけが議論して、国民へ知らせらずに、どんどん

新しい法案が出来て、自衛隊達の海外派遣、戦地へも行かされ、秘密保護法などという法律も

何が秘密なのか、国民は知る由もなく、なんでも、かんでも、政府に都合の悪いことにはふたを

されるのではないかと危惧する。


余談ですが、日米安全保障条約、日本はただ乗り、同盟国にはもっと費用をだしてもらう、イスラム

教徒の入国禁止、メキシコ国境に壁をつくれ、その費用はメキシコが払うなどを毒舌をはいている

米国大統領候補のトランプさんの共和党指名が現実味を帯びてきた。他の立候補者クルーズさんの

突然の候補者撤退は何故? 疑問を感じている人が多いそうだ。彼の親父さんがケネディ大統領を

暗殺した犯人と言われているオズワルド‐がビラを配っていた時に、彼の後ろにその親父さんの

姿が映っていた映像がマスコミで公開されている。そのことにも関係はあるのでしょうか?

となりますと、民主党のヒラリーさんと共和党のトランプさんの一騎打ちと選挙は展開されるでしょう。

でも、共和党の中にはトランプさんを引き下ろそうと思っている人もいるそうなのですので、

そういう人たちがヒラリーさんに投票するのではないかといわれております。

米国の大統領選挙って、足の引っ張りあい。相手をこき下ろす、過去の穴探しCMを高い

広告料を支払って相手を攻撃している。 まさしく、目的のためには手段を選ばず。醜い限りだ!

まあ、トランプさんよりはまだヒラリーさんのほうが日本にとってはいいのではないでしょうか。


いずれにせよ、誰が大統領になろうと、日本の国益を優先した外交を望む。


今まで、意図的に憲法を義務教育、高校教育の中でやらなかった政府の成果がここにきて出ているなあとしみじみ思いますが、現政府の間抜けなやりかたのおかげで多くの人々が目覚めてきた様に思います。老若男女国民一人ひとりが語れるようにしたいですね。

 いつもありがとうございます。米国の政治が日本に飛び火するので、無関心ではいられないのがアメリカ大統領選です。いよいよ、トランプ対クリントンになりそうな気配ですね。
 
 また安倍の政治が露骨過ぎて、分かりやすくなったとの御指摘には私は楽観できないと思っています。まだまだ日本の民衆は主権者として成熟していない。ここからが肝心な領域に入るのでしょう。油断せずに頑張りましょう。

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