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2016年5月21日 (土)

暴行し刺した、だと(16年5月21日)

 遺体遺棄から、今日の新聞によれば、「暴行して刺した」になっている。どう考えてもこの二人の間には、事前の接点がないのであり(県警調べ)、性暴力からの殺人事件だと思っていた。やっぱりかよ。まだ詳細は不明であり、私は断定的なことを書きたくないが、最悪の凶悪事件だ。

 容疑者は32歳の元海兵隊員であり、現軍属であり、何が引き金でこうなったのか、分からないものの、沖縄に基地があり、日米地位協定で、やりたい放題の演習が演習場内外で保障されており、沖縄戦から71年が経ちながらいまだに「占領者意識」をもつ米兵とその家族がいる。この容疑者は元海兵隊員であり、今は軍人でないと日米政府高官たちが言っているそうだが、軍人教育とはそんなに生易しいものではないはずだ。平然と人を殺せる、100㌫命令に従わせる、そのためには自己を殺す、もしやめてもそんなトラウマが彼の体内・心にも埋め込まれていたのではないのか。そしてこれは私の想像の域をでないが、32歳ということは、20歳のころ、イラク戦争があったのであり、そうしたか影が彼にも落ちていたかもしれない。

 そしてこの日米政府はこうした事件がおきてから、慌てて口先だけの言動を繰返す。今回もそうだった。菅官房長官、岸田外相、中谷防衛相、島尻沖縄担当大臣(20日午前)、ケネディ大使、ドーラン在日米軍司令官(19日夜)、そして沖縄の高官たち。もうたくさんだ!

 彼らの慢心がこうした事件につながっていることに、彼ら自信が気付くべきだ。何が「選挙直前 火消し急ぐ」だ。見透かされるようなことをやりながら、平身低頭の図など私達はみたくない。まして遺族や被害者の友人達はそうだろう。

 見苦しいのだ。20日の関係閣僚会議で誰かが「島尻大臣には申し訳ない」と言ったらしい。自民党県連の照屋守之副会長が「この憤りをどこにもっていけばいい!」とか。誰がこうした事件を誘発させてきたのか? 彼ら自身が胸に手を当てて考え直すべきだ。まだ自民党やるんですか?

 殺されて捨てられた被害者は、まだ20歳だった。名護育ちだ。まさか、うるま市内でウォーキング中に、こんな男に襲われるとは想像もしていなかっただろう。殺されるなんて思いもしない。それが当然だ。

 ここは沖縄。市民が拳銃等で武装している土地ではないのだ。ここは米国ではない。

 20日、女性達20人近い人達が会見した。そのなかでシールズ琉球のTさんは「被害者は私だったかもしれない。私もよく夜に歩いている」などと声を詰まらせながら、会見した。ほぼ同じ年齢で、うるま市の出身だ。愛さんも悔しくて悲しくてしょうがないだろう。

 私が沖縄と本気で向き合うことになったきっかけが、95年9月4日の海兵隊員が起こした性暴力事件だ。基地の島の実相に直面させられたのだ。基地・軍隊の本質を考えさせられた。あれから何度同じ様な事件を垣間見てきたことか。抗議集会に参加し撮影してきたことか。

 私は、私達はこうした事件を繰返させないために、今何をすればいいのか、何ができるのか。事件の温床といえる全基地撤去にむかって、共に歩み続けよう。こうした事件の結果の死に対して、通り一遍のお悔やみの言葉では済まないはずだ。

 

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