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2016年8月26日 (金)

風がなく超暑い辺野古(16年8月25日)

2016年8月25日。晴れ。風がなく暑い暑い。ただただ暑さに耐える。ただ留置場は冷房があったのだが、それは外がいい。ここならヤドカリを撮れるし、海が見える。雲が見える。友もいる。

時々襲ってくる豪雨に対応しながらの1日。台風10号の影響で波も高い。うねりがはいってきている。

高江の情報が切れ切れに入ってきていて、気になる。心配だ。

夕方、東京のYさんが立ち寄ってくれた。19日に国会前でお会いして、22日以降会おうねと言っていたのに、とんだことになって、無理かと思っていたのだが。高江で頑張ってきたようだ。

突然東京の大学から20名余りが来訪。私が久しぶりに話した。話せる幸せ。10分というので、10分で。自分の頭は明晰でした。「10分と言いながら1時間しゃべるヤマヒデさんが」と言われましたが、10分は10分。はじめて来た方が多い中に、何を話すのか?難しいです。

 質問に「基地移設論」があるが、何処を想定しているの?というので、「本土移設論」を紹介した上で、そもそも軍事力で「平和を守る」発想じたいが人類を滅ぼす思想だと話しました。現実問題と、根本問題を両側から考えてと。もっともっと若者に話していきたいです。

なんだか落ち着いている場合じゃないぞ!(16年8月26日)

 8月24日夜、東京から帰って来たら、高江で1名が逮捕されておりました。昨日はN1裏そばに新たな柵がつくられ、新たな道を造るらしい。当たりいったいが演習場であるがゆえの暴挙がまかりとおているのだ。一体ここは誰の土地なのだ? 沖縄はずっと日米の殖民地だったし今もそうだということが、はっきりとわかる昨今。

 昨夜は名護で映画「ザ・おもいやり」をみた。なかなか考えさせてくれる映画でした。私も一言発言。8月21日、脱原発テント跡地での自分の不当逮捕の件を話しました。この映画を観て、はっきりと了解した。原発造って儲かればいい。事故っても責任はとらない。また造る。再稼動させる。事故っても知らない。国の予算は儲けるためにある。

 これがこの国の流儀。目覚めよ!これでいいのか?! 思いやり予算も何で米軍のために、日本人はお金を払うの?素朴な疑問から。ダカラ分かりやすい。米軍の利益、日本軍の利益。私たちのためではない。目覚めよ!

 24日に高江でパクラれた彼、昨日釈放。良かった。やはり自分のことより、友人がやられるほうが、心配になるもの。がんばろう。

2016年8月25日 (木)

8月19日ちょっと行ってみた

今回の東京は8月18日~21の予定だった。

18日と20日の3回の講演予定。3回とも盛況でした。ありがとうございました。

あいていた19日、予定通り運ばず、そういえばとの軽い気持ちで経済産業省前へ。たしか強制撤去は未だだよなと。

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霞ヶ関をでて、あったあった。脱原発テントです。少し安心した。

左のビルが経済産業省。原発の司令部。

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入り口前で。

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こうした排外的な姿勢が露骨な経済産業省。

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8月19日は金曜行動だそうです。

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福島浪江町の希望の牧場のYさん。あの事故で牧場は不可能に。牛も被爆しています。商売にはならないが、生き地獄を牛と共に。壮烈な決意です。

そののち、国会前に。総がかり行動の皆さん。19日の戦争法強行採決の日ヲ忘れない。

許さない。

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3000名が集まったと。にぎやかでした。

このあと沖縄との連帯集会も開かれましたが、私のカメラのSDカードがなくなり撮影不可に。お粗末。





名護での朝を迎えました(16年8月25日)

おはようございます。名護での朝を迎えました。この度はご迷惑、ご心配をおかけしました。全く許せないです。人権侵害を許さず、報道の姿勢を質しながら今後も営為頑張ります。

東京新聞の8月22日号に書いていただきました。ありがたいです。

こんな東京をみると、やはり違和感だらけです。

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新宿西新宿の高層建築群。経済の集中。よそを収奪してなりたつ。よその自然を壊してできている。あぁ。

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こんなビルがかっこいいか。

人間が歪んでないか。新宿西口 何れも16年8月19日撮影。

2016年8月24日 (水)

3日遅れで帰りました(16年8月24日)

 先ほど帰宅しました。予定外の3日遅れ。全くの不本意の3日遅れ。帰ってきたら、文子さんが指に怪我させられていたり、逮捕者がでたらしいし。本当に腹が立つ。

 いや私も8月21日午後から、東京の丸の内署にぶちこまれていました。「公務執行妨害」だそうですよ。人を勝手に拉致しておきながら、逮捕理由も言えない丸の内署。23日地検検事が釈放を決めた。当たり前です。完全なでっちあげ。

下手人は警視庁公安ですが。絶対に許さない!

詳細はあとでまとめます。

今回思い知りました。友人の大切さを。ありがたさを。現場に居たk君からたちどころに伝わり、沖縄にも世田谷にも伝わりました。家族にも。そして丸の内署前での21日の抗議行動。22日夜の抗議行動に取り組んでくれました。23日出てからの交流。無論、現場となった経済産業省前でのご挨拶にも先に伺いました。弁護士さんにもお世話になりました。

拘束されたお陰で、帰りの飛行機代が完全にアウト。今の時期はやたらと高かったのに。しかし経産省前でカンパを集めていただきました。折角の出稼ぎに東京まで行って、ダブル飛行機代は、ないよね。腹たちまくり。

明日からまた沖縄で頑張ります。多少怪我させられましたが、大丈夫です。

2016年8月17日 (水)

静かなウンケーの日に私が咆えた(16年8月15日)

2016年8月15日晴れ。ウンケーの日だが、監視船がでている。まったく。

ウンケーとは、沖縄の旧盆の初日。お先祖様をお迎えする日。来訪者も少なく静か。タダタダ暑さを耐えるだけ。

そんな日に、私が咆えた。何があったのか。マングースがテント前の干潟にツノメガニを狙って飛び出したのだ。20mも走った。ツノメガニは凄かった。逃げ切った。私はこういうときどちらの加勢もしない。ただ余りのことに、「オー!」とか声をあげていた。これはツノメガニを利しただろう。マングースは愕いて、引いたのだ。

 こういうのを撮れれば最高なのだが。そうそう問屋はおろしてくれない。

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数日前には14時にはしぼんでいたのに今日はまだ。14時38分。グンバイヒルガオ。テント前。

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しぼみかけてはいるが。14時38分。15時頃ほぼしぼんだ。なぜ日によって違うのだろう。不思議。

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14時40分。県内の大学生。特別授業らしい。安次富浩さんが詳しく説明。質疑も交わされていた。私も個別の質問に応じた。何故反対なのか、「抑止論」などを肯定的にいう学生。じっくりと話したいものだったが、時間切れ。

しかし現場から学ぶことが重要だ。

静かな日曜日に大型ヘリが飛ぶ(16年8月14日)

2016年8月14日晴れ。暑い。静かな日曜日だ。

家族連れで来た客さん。ミナミコメツキガニに愕いていた。

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わーと近づく。9時55分。

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アレレ。どんどん居なくなる。9時55分。

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うん、どうしたのろ? 9時55分。

歩いたり振動させたらダメよ。

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11時22分。キアシシギ。7月の半ばに北に移動したと思ったら、8月の10日ぐらいから今度は南進コースへ。随分渡りの時期が長いのだ。

今日のカヌー練習は10人ほど。無事に終了。

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14時50分。沖合いを東に進む大型の船。液化天然ガスの運搬船か。監視船が今日もでている。

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15時25分。日曜日なのに大型ヘリが飛んでいる。何だろう。沖合いを高江方面に行くのだろうか。15日のウンケーの日~17日のウークイまで飛行訓練を自粛するらしいから前倒しの訓練か。






16年7月22日N1ゲート南側の攻防

◎以前に書いたのだが、アップできず。気を取り直してやり直す。遅くてすまない。

2016年7月22日未明。

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5時26分。警察が動き出した。

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5時35分。機動隊がでてきた。マスコミがかける。

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5時49分。でた出た!

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5時53分。明るくなってきた。下から包囲されてきた。

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5時56分。北側から丘の上を走る機動隊。

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6時11分。機動隊は出て行け、私達は森を暮らしを守りたいだけと叫ぶ。

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6時17分。北側の上から機動隊。斜面沿いに上がろうとする市民を押さえに来た。

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6時26分。機動隊が列を成して包囲。

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6時35分。これは北側。挟まれた。

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6時41分。車両が機動隊によって引きだされていく。ものすごい数だ。

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6時42分。機動隊約100.北と南に分断されて少人数になっては、いかんともしがたい。やはり止めるのは人間の力しかないのだ。

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6時45分。機動隊はこちらの車を1台1台剥ぐようだ。座り込む。

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6時48分。渾身の力をこめて抵抗する。ひとりひとりが持てる力で抵抗するしかない状態。

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6時51分。多数の機動隊に対して、少数で抗する。こちらがまだ高い場所なので、けっこう持ちこたえた。

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7時7分。北側から。

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7時31分。力ではかなわない。苦しそうな唄サンシン。それでも、みんなは大いに励まされた。

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7時41分。「沖縄の慰霊とは基地をなくすこと」。この意味が分かるのか。軍が住民を殺したのだ。

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8時27分。北側から。包囲されてくる。

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8時55分。まだ座り込む市民。まだまだ諦めない。

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8時57分、南側からレッカーの器具を持ってきたのでこれを止める。

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8時59分。北側から押される。

ゲート前はもはや押さえられたのか。見えないし、聞こえない。

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9時。北側から引きずり出された女性。悄然としている。ゲート前の車両の上からまっさかさまに落とされたのだ。

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9時1分。北側から抜かれてきた女性。
9時10分前。私の友人でも在る男が機動隊5名に押し倒された。倒されて首の上を膝で押さえ込まれた。119番。9時10分に呼ぶ。そしたら他にも女性がやられたらしい。別人だと念を押して御願いする。

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9時13分。一人の男性を機動隊5名で。凶暴振りが見える。おじいは憤然とするしかない。

9時40分頃1台目が到着。中に入れてもらえない。ストレチャーを押して救急隊員が上がっていく。ゲート前での攻防で首を押さえられて窒息状態に。痛々しい姿が前を行く。クソッタレ!!

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9時48分。2台目が来た。今度は機動隊も中に入れた。
しかし見てくれよ。「防衛省補助」だ。こうした地域の構造を変えなければならないのだろう。2重3重に悔しい。

しかし私はここでどじを踏んだ。救急隊に連絡しようと機動隊の規制線をでてしまったのだ。もう中に戻れない。

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10時9分。中に入れなかったゴスペルを歌う会の皆さん。「勝利を我等に」が痛いように響く。10時30分頃。一旦、新川ダムで打ちあわせとなった。ゲート前を撤収するらしい。

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11時39分。メインゲート前に戻ったら、機動隊が規制して交通遮断。南に下りろ、戻るな。道交法第5条だ。愛知県警だ。問いつけると名護署長権限での交通規制だと。同条は緊急時の権限委譲の規定。こんな場合は想定されていない。ふざけるな!ここでも分断された。

こうしてゲートは開けられて、工事車両が入っていったようだ。熱い、暑い2日間だった。
































いやはや米国さんに好かれているらしい

 先ほどちょいと見たら、今日は新手で米国陸軍が見に来てたよ。このブログをだよ。これで国務省、海兵隊、海軍、陸軍だ。海軍様は連日だったな。今日の陸軍様は高江住民の会のブログ経由だよ。

 この分だと、間違いなくCIAとかも見ているのだろうか。嫌な感じ。特定秘密法でやられるとすると、こうした米国様の指示なのかな。留意しておかなければなるまいな。でも、めげませんよ。

 以前、米国から見られているなら、翻訳しにくい表記を駆使して、翻弄しようかとも思ったのだが、もし誤訳されて、間逆に取られてはかなわないので、やめました。各局翻訳担当者様は間違いないように訳しなさいよ。よ・ろ・し・く。

8月19日 沖縄への弾圧をやめろ国会前集会

16年8月19日19時30分~(総がかり行動の集会後)

国会 第②衆議院会館前

呼びかけ:沖縄 一坪反戦地主会・関東ブロック

https://twitter.com/hitotsubo_kanto/status/765748928318885888

 沖縄県の翁長知事が辺野古の埋め立て承認をとり消したのは違法だとして、国が提訴した
「不作為」の違法確認訴訟の第一回口頭弁論が8月5日、福岡高裁那覇支部で開かれました。
 今回の国の提訴は、さる6月17日の国地方係争処理委員会の国と県に「真摯な協議を求める」との勧告を、国が踏みにじった不当な行為です。
 翁長知事の主な意見陳述は以下のとおりです。
①「問題解決には、係争処理委員会の決定を受け止めて、双方が真摯に協議することが重要だ。」
②「承認取り消しは適法であり、是正の指示に従わないのは違法な不作為ではない」、
③「国の埋め立て必要理由書には、不利益を正当化できるだけの具体的な公共性・必要性がない」
④「自国の政府に、ここまで一方的に虐げられている地域が、沖縄県以外にあるのか。沖縄県を政府が総力を挙げてねじ伏せようとしている」と、国の強権手法を厳しく批判しました。
また、県の弁護団は「防衛、外交の問題は、国土交通省の任務ではない。是正指示は国土交通省の権限を逸脱しており憲法違反である」と指摘しました。
 一方、国は、「前知事の埋め立て承認は、環境に十分配慮し法的欠陥はない。取り消し処分は法令違反で、日米関係に影響を与える」と是正指示は適法だと主張し、早期の結審を求めました。
 裁判長は、県の充実審理の要求を踏みにじり、19日に結審し、9月16日の判決言い渡しを決定しました。また、県に対して「判決に従うか」と迫りました。このような国寄りの裁判長の姿勢は許せません。
 国は、知事を提訴し、キャンプシュワブの陸上部分は和解とは関係ないとして工事を強行しようとしています。さらに、知事を提訴した7月22日に、全国から500人の機動隊を投入して、高江を戒厳令下に置き、あらんかぎりの暴力で、住民を弾圧し基地建設を強行しました。
 私たちは、日本政府のありとあらゆる権力を総動員して、沖縄県民の民意を力づくで圧殺し、基地建設を強行する沖縄差別を絶対に許しません。
 不屈に闘う沖縄県民と連帯して政府に怒りの声を突き付けていきましょう。衆議院第2会館前での緊急行動への参加を呼びかけます。

○この日は空いているので、私も総がかり行動から参加予定。但し取材のみ。発言予定はありません(ヤマヒデ)。

8月報告会のレジュメを仕上げて一休みしていた

 一昨日の夜から8月報告会のレジュメを書いてきた。今日8月17日、13時頃できた。前回の6月は「日本人」としての沖縄に対する罪責を軸に書いたが、今回は①なぜ沖縄と「日本」の間にこれほどのミゾが拡がるのか、②今沖縄で何が起こっているのか、の2本立て。②の描き方は幾つかの時間軸に分けながら、7月11日以降の高江を巡る短期的な動きから、歴史的な動きまで、6段階に分けて書いてみた。まだまだ時間軸を並べながら書く方法ができあがっていないので、上手くいっているとは言わないが、面白い方法だと思う。

 今高江が熱い。しかしひとつの熱さばかりに私たちの焦点が絞られては、敵の攻撃の本質を見誤る。

 この国は見境なく、沖縄を軍事殖民地に据えなおしたのだ。沖縄が「日本国憲法のある日本」に復帰したかった願望を完全に打ち砕いたのだ。打ち砕いているのだ。当の国はもはや壊憲まっしぐらだ。ここから私達はどうしたらいいのだろうか?悩みは尽きない。

 沖縄から見えることは、安保と地位協定が様々なことを縛っていることがわかる。安保と地位協定が上位法なのだ。事件事故を容認し、他人の土地を占拠し、暴行事件等の凶悪犯罪の温床となり、警察権力の暴行を支え、公有水面埋立法の埋め立て「承認」の後ろ盾になり、人人を分断する。スペードのエースのようだ(それ以上だろ)。

 しかし東京はこうした決定を下すものが蠢く魔界なのだ。ここを押し返さない限り、沖縄はずたずたにされていく。「基地を引き取ろう論」や「沖縄独立論」があるが、何れも現局面に対応できるのだろうか。今の権力は前者に対しては、無視するだろうし、後者に対しては許さないだろう。「日本国」の軍事殖民地として保持したいからであり、領土・領海の大幅な減少を危惧し海洋資源を掘り出したいからだ。

 私は、沖縄の自決権を軸に各地の自治の力の共闘を柱に共に歩むことが最善の道だと考えている。在沖「日本人」として、何を考え如何すればいいかは常に悩ましい。

 今回は東京で神奈川で何をしたらいいかを聞かれるだろうと思って、色々な事例をあげてみた。しかし具体化しようと思っても必ずしも簡単でないことに気がついた。可能な限り一緒に考えていきたいし、助言や仲介ができればいい。但し無理難題を提起しないでくださいねー。

 街にでたら、旧盆だから、エイサーが聞こえてきたり、お盆のお菓子セットが売れていた。にぎやかで平和な空が続くことを願いたい。あーぁ。

2016年8月16日 (火)

8月の過去と現在と未来

 先ほどは、東京で開催させていただく報告会の骨子のようなものを整理した。ぐるぐるするようなことを上手くまとめていかなければ、到底60分や90分でしゃべれない。話そうと思えば、2時間でも3時間でもあるのだ。其れを半分にしたり、3分の1に切り縮めては薄っぺらになるだけだ。主張したいことに濃淡を出して、こころを籠めるところをはっきりと打ち出す。

 8月に入って半月が過ぎた。沖縄で8月といえば、8月13日。2004年8月13日。皆さんは覚えているだろうか。米国海兵隊の大型ヘリCH-53が普天間基地の道ひとつ隔てた隣にある沖縄国際大の校舎に炎上墜落。当事の日本は丁度オリンピック報道に忙しかったらしく、「日本」のマスコミは事件そのものを殆ど報道しなかった。このとき私はオキナワをしみじみと感じ入ったものだ。ある意味では95年9月4日の少女レイプ事件に匹敵するほどの記憶が残り、私のこだわりとなった。

 炎上・墜落の結果は、幸いにも人身事故に到らなかった。たまたま夏休みであり、たまたま事務長と事務員は席を離れていた。たまたま近隣の母子は急報を受けて身を守った。しかし校舎は使い物にならなくなった。其れよりも私が驚かされたのは、海兵隊が学校に大挙して無断侵入し、1週間にわたって、占拠したことだ。明らかに基地の外であり、米軍が起こした事故であり、過失もあることははっきりしているのにだ。沖縄の警察は現場検証できず、宜野湾市の消防もしばし消火活動できず、海兵隊の指示に従うしかなかった。宜野湾市長(伊波洋一さん)も中に入れず。大学の教職員や学生も追い出された。マスコミも表立って中に入れず、潜入を余儀なくされ、中で兵隊とかち合わせ。まわした画像を没収されそうになったが機転を利かせて、外に持ち出せた。ぎりぎりの抵抗者たちがいたのだ。

 意味が分からなかった。これが日米地位協定の「加護」の基になされたことなのだ。治外法権の権化のような事件になった。これは事故ではない、事件だ。ヘリにバランサーとして搭載されていたストロンチウム90は四散した。ローターがぶっ飛んだから当然だ。米兵のみがこの事実を知っており、核防護服を着た米兵が撤去作業をやっていた。事故の証拠物を米軍はすべて回収していった。最も核物質をすべて回収することは不可能だっただろうが。

 米軍が持ち去った土も木も大学のもののはずだ。米軍(組織)が無断侵入し、占拠し、強盗を働いた。お咎めナシだ。ここは米国なのか。

 私は、これで辺野古でのボーリング調査は遅くなるだろうと思った。この国を甞めていたのだ。多少は良識(自重するとかの配慮)があるだろうと思っていたが、沖縄防衛施設局は9月16日から調査を始めた。こうした累積の上に、高江の暴挙が今なされているのだ。

 あれから12年。あの事件を忘れまいと、16年8月13日、大学は事件を記憶に刻む集会を行なった。ただ参加者は昨年から半減したと報道されていた。12年からオスプレイが飛び交い、夜間の演習も増えている。一々気にしていられないのか。気にしていられないから肯定していくのか。このままでは普天間基地はいつまでも動かないだろう。

 また事故が起こり、事件になるだろう。クラスメートに死傷者がでてから泣いても遅いのだ。沖縄の空は米軍のものではない。沖縄のものだ。取り戻すのは今だ。がんばろう。

 因みに、辺野古に動かせば普天間を閉鎖するかのように言う輩がいるが、其れは怪しい。米日政府が大きな力を持っている限りは、沖縄を取りもどせない。

 

今日、明日は8月の東京報告会の準備で現場を休みます

 今日明日(16年8月16日、17日)は18日からの東京報告会の準備のために辺野古等の現場を休みます。

 今回の趣旨は7月10日の参議院選の結果と翌日から起こったこと、沖縄と「日本」の溝の広がり、改憲派が3分の2を超えてしまったことなどが焦点になる。ただ、よりよく実態を知っていただくためには、トピックスを並べただけでは致し方ない。特に背景になっていること、基地という問題の根拠である「軍事力による安全保障」をどう考えるのかを考えていただきたい。

 明確に沖縄を差別するこの国の政権と其れを支持している多くの「日本国民」。否が応でも私は彼らへの怒りが沸騰し、悔しさでわじわじする。

 他方で、良心的な方々の沖縄への「期待」に触れることも少なくないが、これも心地いいものではない。「沖縄の皆さん、頑張ってください」だから。自分たちはどうするのかが、すっぽり抜けているからだ。あなたがどうするかだろうが。こういう態度で居る限る、沖縄のことは他人事に過ぎないのだ。

 確かに如何したらいいのか、なかなか分かりづらいのは事実だ。沖縄問題は「安全保障」の問題であり、これは米国の安全保障の問題だといっても過言ではない。では日本の「安全保障」はどこにいったの?

 他方、この国による沖縄差別の歴史問題であり、沖縄の自決権の問題であり、広く考えれば地域自治の問題に普遍化できるのだ。

 参院選で野党が勝てたのは沖縄と福島、長野、新潟、宮城、山形、などだったよね。一人区の共闘の成果だともいえるが、やはりそれぞれの地域の特性が左右したはず。形式論だけ取り上げて総括しても致し方ない。なぜ勝ったのか、なぜ負けたのかを具体的に掘り下げてもらいたい。

 自治の問題だと書いたが、これは相当のふり幅をもつ課題だ。そこに人が生きていることから始まる。沖縄に人が生きているから始まるのだ。○○に人が生きているから始まるのだ。要はみんなの課題なのだ。

 しかし多くの人たちは安全保障も歴史も自治も気にしていないようだ。原発もTPPも何もかも。こうしてアベ政権の手玉にとられていくだけなのか。

 もっとも私はオリンピックもスマップもポケモンゴーにも全く興味ない。眼中にない。東京に行くと、街が広告塔だよね。車内が広告に占拠されている。ごちゃごちゃのなかにあって、他人も自分も見えていない。誰かが言うように「日本をとりもどす」ではなく、「自分をとりもどす」事から再出発しなければ何もかもが始まらない。

 こんな中に私が東京に行ったところで何が見えるのか?出会いがあるのか? 一人でも2名でも、そうかと思ってくださるかたが生まれたら、上出来だ。楽しみにしています。

2016年8月15日 (月)

高江の工事を止めよう!(16年8月19日)

既に高江の工事は8月14日から18日は盆休みになることは、お伝えしたとおりです。たまには休んで気持ちを落ち着けて闘い続けましょう。

で、来る8月19日の朝、早朝大行動が呼びかけられています。なんとしても工事を止めようということです。

《16年8月19日(金)6時。北部訓練場メインゲート前》 ここから行動開始。10台の大型トラック(北勝建設)が砕石をN1ゲートに運びます。この搬入を阻止。前後真ん中に警察警備車両が何十台と密着しています。

 この一団は通常、7時過ぎにメインゲートに入り、順次、隊列を組みなおしてN1ゲートに向かいます。これを止める。しかし機動隊がメインゲートの南側、北側を軸に警備に当たります。また沿道に機動隊を配置して、このトラック軍団の通行を第一義にした規制をかけてきます。問答無用で、車体止めで前進を阻み、簡易レッカーで強制的に排除してきます。

 皆さんは何処でこの場面に遭遇するのかで、事態は変わります。また状況も変わります。その場その場で、そのとき可能な範囲の行動を。

注意点 ①単独での行動はやらないこと。②近隣農民の農作業を妨害しないように特段の配慮願います。③写真・動画の記録を摂ること。④何しろ冷静に事態を切り開くこと。⑤機動隊は公安は如何なる根拠で規制するのか問いただすこと。ことこまかにやってください。

16年8月 ヤマヒデの沖縄報告会 日程(拡散ください)

漸く決まりました。以下の3回です。

①8月18日 18時30分~20時30分

 「2016年夏 沖縄・辺野古・高江を撮り続ける山本英夫の緊急報告会」

会場:新宿区西新宿 

◎労働組合の主催ですが予約者に限って部外者も参加可能。

参加希望者は下記に

wen_zhao1917@yahoo.co.jp

稲垣様あて

◎参加費無料

②8月20日 14時(開場13時30分)~15時45分

「今、沖縄で何が起こっているのか!」

会場:スペースナナ(横浜市青葉区あざみ野1-21-11 ℡ 045(482)6717

東急田園都市線、横浜市地下鉄 あざみ野駅西口6分

参加費 700円。

主催:「ヤマヒデさんのお話を聞く会」

申し込み:e-mail kiku001@r5.ucom.ne.jp

③8月20日 18時30分~20時30分

「沖縄で 今、何が起こっているのか!」

会場:東村山中央公民館

西部新宿線東村山駅東口徒歩3分

主催:ヤマヒデさんを囲む実行委員会 080(3460)0657

◎参加費 不詳(申し訳ありません)

●②と③は基本的に同じ話をします。①の受講者は労組員なので、やや別の角度から話します。

但し共通することは現局面の実像と沖縄の過去・現在・未来です。沖縄と「日本」の間に拡がる溝を考え、沖縄が開こうとしている可能性と「日本」の人人がいかに沖縄を踏みにじっているのかを提起します。

相当厳しい見方を提示することになりますが、どうかおつきあいください。お待ちしています。(ヤマヒデ)

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